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2019/05/08

ミスマッチを防いで優良な人材を厳選するなら長期インターンシップが最適!?

インターンシップの様子

今ではすっかり一般的なものとなった、インターンシップ。
2018年度では、学生の8割がインターンシップに参加しているという結果が出ています。その内容も時代に沿って変化しており、かつては数日程度の職業体験が主だったものが、1ヶ月以上の長期のインターンシップを行う企業が増えてきているといいます。近年のこうした長期インターンシップが実施数の増加の背景にはどのような理由があるのでしょうか。新卒採用時に有利となるポイントやリスクと合わせてご紹介します。

長期インターンシップはどのようなもの?

長期インターンシップとは、1ヶ月程度から数年の期間を設定し、企業内で学生に実践的な業務を体験させる制度です。
その名の通り期間が長期にわたり、場合によっては有給制となるとあって、実際の作業内容は社員と同様のものとなることも多いようです。
こう聞くと「長期アルバイトなのでは?」と思ってしまいますが、インターンシップの場合は、仕事の範囲を定めることなく経験を積みながら、企業の一員として「責任ある仕事を行わせる」というところに違いがあります。また対象となる学生に関しても、就職活動前の3年生だけでなく1〜2年生までを広く対象とするのも特徴です。

長期インターンシップのメリット

長期インターンシップを企業が行う上でのメリットは、何といっても人材の見極めができると点にあります。
期間中に責任ある仕事を任せた時の姿勢や、チームの一員として働く姿勢などを、じっくりと見定めることができればインターンシップ後のアプローチもかけやすいというもの。学生にとっても企業の業務内容を理解し、興味を持ち、就職を前向きに検討する格好の機会となります。さらにインターンシップを受け入れる前に「Excel関数が使えること」・「プログラミングに興味があること」といった条件を加えることで、より実践的な仕事の中で学生の資質を見極めることができるでしょう。

考慮すべきリスクとは?

インターンシップの企画イメージ

もちろん、長期インターンシップにも実施に際していくつかの考慮すべき点があります。
ひとつは、インターンシップのための実践的なプログラムづくり。
長期間の職業体験となるため、学生が興味を失わず、成長できる環境を用意し参加させることが大切になってきます。さらにプロジェクトの推進や、学生の研修を担当する人材の確保も重要な要素。さらに、数ヶ月の長期にわたるインターンシップを実施する場合は、報酬・給与の支払いも必要となります。

こうした検討要素をクリアするのに役立つのは、大学の就職課との連携。
また近年では、採用サイト・コンテンツやインターンシップの企画を行う企業も増加してきていますので、こうしたプロの手を借りるのも有用な手段です。