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2019/04/08

ついに日本上陸!新しい求人検索Google for jobs(Googleしごと検索)とは?

Google しごと検索 キャプチャー画面

2019年1月27日に正式にローンチされた、Google for jobs(Googleしごと検索)。

検索エンジンGoogleでの求人情報探しがより便利になるそのサービスとはどのようなものなのでしょうか?また、企業の採用担当者がこのサービスを有効に活用していくためには、これから何をしていくべきなのでしょうか。

これまで以上に、求人情報の露出が簡単に!

検索の様子

Google しごと検索では、検索ボックスにキーワードを入力するだけでGoogleがユーザーのニーズに応じた求人情報を表示してくれるというサービス。

これまでユーザーは求人情報を探す際に、求人情報サイトや企業サイトなど多彩なメディアの中から自分の思いにあった求人情報を探していましたが、このサービスが開始されたことで、より簡単に、より素早く求める情報へとアクセスすることが可能になるのです。

利用の仕方は例えば「SE 募集 大阪市」「アルバイト コンビニ」「パティシエ 求人」など、雇用形態や希望する仕事内容を検索するだけ。さらに、Googleアカウントにログインしていれば、求人情報の保存や希望の求人情報をアラートで知らせるなどの機能を使うこともできます。

Googleしごと検索で何が変わる?

求人情報を探すユーザーにとってはとても便利なGoogleしごと検索。

しかし、求人情報が最優先で表示されることで、企業のサイトやランディングページの表示位置が下がってしまうということが考えられます。

また、これまで情報を掲載していた、求人情報サイトもこのGoogleしごと検索と自社のサービスを差別化せるために、コンテンツの拡充などを打ち出してくると予想されます。

まだ運用は始まったばかりですが、Googleだけでなく求人にまつわる各社を巻き込んだ、今後さらに大きな変革が起こる可能性があります。

Google仕事検索を利用するためには?

まだまだ始まったばかりのサービスですが、ユーザーの思いにマッチした求人情報を優先的に表示してくれるGoogleしごと検索は、採用担当者にとっても大きなメリットがあるといえるでしょう。

その使い方は意外と簡単です。

自社のサイト内などに、Googleが指定する構造化データに沿った記述の求人情報を掲載するだけ。記載内容に従って、ウェブサイトを巡回する「クローラー」というプログラムが情報を読み込み、Googleに情報を送ってくれるのです。

構造化データの詳細やどのように判断して、情報を掲載するかというアナウンスはGoogleのサイトでも詳しく紹介されていますので、一度確認してみてはいかがでしょうか。

https://developers.google.com/search/docs/data-types/job-posting

求人情報の構造化データ キャプチャー画面

引用:https://developers.google.com/search/docs/data-types/occupation

日本において求人業界に一石を投じることになるであろう、Google仕事検索。

これからのサービス展開に注目が集まります。また、これから求人サイトなどで情報を掲載する際は、制作会社などに「Google しごと検索に対応するページを作ってください! 」と要望を伝えていくことも大切になるかもしれませんね。