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2016/11/16

売り手市場で埋もれないための「採用ブランディング」とは!?

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新卒採用市場に置いて、ここ数年続いている「売り手市場」。文部科学省と厚生労働省が発行した「大学等卒業者の就職状況調査」によると2016年3月に大学(学部)を卒業した学生の就職率は、なんと97.3%にも上っています。これは調査開始以降の最高値という事で学生にとっては、企業を選べる最高の環境と言えます。

ただし、選ばれる側の企業にとっては優秀な人材を他社に取られないための施策が急務。そんな中注目されている「採用ブランディング」についてご紹介します。

採用ブランディングとは

そもそも「採用ブランディング」とは、採用において学生から比較された時に他社との違いを明確にする事。その目的は、応募者の増加もありますが、何より採用した後の内定辞退や早期退職者を減らす「ミスマッチの減少」がメインです。

採用ブランディングの進め方

まずは、自社の採用のコンセプト作り。そもそもの採用の「目的」を明確にする事から始めます。「毎年◯人採用してるから」ではなく、中期的長期的な会社の目標を見据えながら、それならこの部署に◯人、こんな人材が必要だというビジョンを設定します。これは、採用担当者数人ではなく、可能なら責任者や現場スタッフなど、様々な立場の人を集めて複数人で考えましょう。

その上で、明確にどのような人材が欲しいのかを、細かく決めていきます。学歴、アルバイトやサークルの経験などのスペック面だけではなく、その人の性格やどんな働き方を目指しているのか、将来どのようなビジョンを持っているのかまで細かく想定する事が望ましいのです。

その上で、その人物像を想定して採用活動をしたり採用ツールを作りこんでいきます。そうする事で、他社との違いが明確になり、同業他社と比較された際に個性を発揮する事ができます。

応募者はそれに共感を持つ学生が集まり、最終的には相互理解が深まる事で内定辞退や、入社した後に「やっぱり違っていた」と早期退職をする学生を減らす事ができるのです。

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自社ホームページの充実

採用ツールも多々ありますが、やはり採用活動において必要不可欠なのは、自社の「採用サイト(採用ホームページ)」。応募者は必ず見ていると言っても過言ではないでしょう。いわば採用活動の「顔」と言えます。

先に決めた人物像の目線に立って、その人が「知りたい」と思うであろう情報を必ず盛り込みます。また、自社スタッフの普段の働く様子を切り取った写真や実際の声なども多数掲載し、読んでいくとその会社の雰囲気が学生に伝わるようなページが理想です。そうする事で、より学生に印象づけるだけではなく「好きな仕事だけど職場の雰囲気が合わなかった」などの不毛な退職を防ぐことにも繋がります。

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いかがでしたか?現在は企業側が選ばれる時代。同業他社の中で埋もれないためにも、積極的に採用をブランディングしていきましょう。

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